バジリスク絆の設定判別方法についてみなさん詳しくご存じでしょうか?
導入後から今現在でもバジリスク絆はホールの中でも一番のメイン機種と言っても過言ではありません。
そのためホールからの扱いもよく、設定配分も非常に高く、機械割が119%もある設定6でさえかなりのホールで使われていると言っても良いでしょう。
田舎の小規模ホールから都会の大規模ホールまで幅広い店舗で設定6が使われているのを見てきました。
特に田舎の小規模ホールでも毎週のように設定6を使うホールもあり、非常に稼ぎやすい機種とも言えます。
私自身、現在は少々地域を変えたこともあり、バジリスク絆の設定6を触る機会は減ったものの現在でもお世話になることが多い機種です。
今回は、そんなバジリスク絆の設定6を見極めるための方法をトータル100台以上の設定6を打ってきた現役プロの目線で詳しくご紹介していきます。
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【バジリスク絆】設定6を見極めるために見るべき項目!
では、実際に見ていきましょう。
バジリスクタイム(AT)初当り確率
AT初当り当選率は奇数に比べ偶数設定が優遇されています。
その中でも設定6は、別格でATに当選しやすくなっています。
設定 | AT初当り |
1 | 1/441.3 |
2 | 1/377.9 |
3 | 1/403.4 |
4 | 1/303.9 |
5 | 1/343.1 |
6 | 1/245.1 |
表をご覧いただけるとお分かりいただける通り、やはり設定6が別格と言えるでしょう。
設定6のBC確率が1/118.6ですので、約平均2回のBCでATに当選することになります。
しかし、ここで注意していただきたいのが単純にこの数値だけ見て判断することは危険!ということです。
AT突入率が高い原因は複数あり、同色BCの多さ、BC当選時のAT当選率の高さ、チャンス目でのモード昇格率の高さがメインで関わっています。
そのそれぞれの項目を個別に見ていくことが設定判別においては非常に重要になってきます。
というのも、オールベル、同色BCでレア役が引けるか、直撃真瞳術など設定的に関係ないところでのAT突入も込みの数値ですので、いくら設定6で同色BCが多い場合でもその同色BC中に巻物、強チェリーなどを引くことができなければAT突入率は悪くなりますし、モード移行テーブルも悪いところばかりが選択されるといくら設定6と言えどもAT突入率は低くなりますよね。
逆に設定2でも初回からモードCが選択されるテーブルばかりに移行した場合にはAT当選率は設定6並みになってしまいます。
AT突入率に関する個別な項目は後述していますので、そちらをご覧ください。
高設定確定演出:弦之助BC(残りベル回数)
この項目が一番一般的な設定判別方法と言っても良いと思います。
確定演出の出現頻度も他の機種に比べて高めなため、確認必須の最重要項目となっています。
残りベル回数 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
7回 | ||||||
6回 | 3.1% | 3.1% | 4.7% | |||
5回 | 9.4% | 2.1% | 9.4% | 1.6% | 7.8% | 3.1% |
4回 | 1.6% | 7.0% | 1.6% | 6.3% | 1.6% | 3.1% |
3回 | 4.7% | |||||
2回 | 1.6% | 7.0% | 1.6% | 6.3% | 1.6% | 3.1% |
1回 | 10.9% | 2.1% | 10.9% | 1.6% | 9.4% | 3.1% |
0回(最終) | 76.5% | 81.8% | 76.5% | 81.1% | 76.5% | 78.2% |
※告知は押し順ベルの告知に限ります。(レア役、リプレイ、瞳術揃いでの撃破は例外となります)
- 残り3ベル=設定6確定
- 残り6ベル=設定4以上確定
しかし、設定6確定の残り3ベルが出る確率は、BC当選時でAT当選している場合の約1/21で、その中でも途中でレア役やリプレイで告知が入る場合も考えると確率はかなり低くなります。
設定6と言えども1日中設定6を打ったとしても設定6確定演出が出るのは1/2くらいの確率でしょう。
ということで、ここで注目していただきたいのは、奇数回数ベル(残り1ベル5ベル)での撃破です。
ホールのメイン設定はほとんどのホールが設定2.4.6と言ってもいいでしょう。(もちろん奇数設定1.3.5を使うホールも存在します。)
偶数設定の場合は基本的に残り偶数ベル回数で告知が入ることが多いのですが、設定6のみは確定演出以外の奇数ベル偶数ベルの振り分けが均等になっています。
残り奇数ベル(残り1ベル5ベル)での撃破告知の振り分けは、設定2で計4.2%、設定4で計3.2%、設定6で計6.2%となっています。
特に偶数設定の中でも上なんだけど設定4なのかな?設定6なのかな?と悩んでいる場合に残り奇数ベル(残り1ベル5ベル)で告知が入った場合には設定4と設定6では約2倍の振り分け差がありますので、設定6への期待度が増すことになります。
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押し順ベル・通常リプレイからのBC当選確率
よく謎当たりとも呼ばれる項目ですね。
設定判別において一番ここに重点を置いて設定判別をされる方も非常に多いほど重要な項目になります。
では、下記の表をご覧ください。
通常(低確) | 押し順ベル(ハズレ) | 通常リプレイ | 合算 |
設定1 | 1/16,384 | 1/16,384 | 1/8,192 |
設定2 | 1/16,384 | 1/16,384 | 1/8,192 |
設定3 | 1/16,384 | 1/16,384 | 1/8,192 |
設定4 | 1/5,461 | 1/5,461 | 1/2,730.5 |
設定5 | 1/5,461 | 1/5,461 | 1/2,730.5 |
設定6 | 1/2,731 | 1/2,731 | 1/1,365.5 |
高確 | 押し順ベル(ハズレ) | 通常リプレイ | 合算 |
設定1 | 1/4,096 | 1/4,096 | 1/2,048 |
設定2 | 1/4,096 | 1/4,096 | 1/2,048 |
設定3 | 1/4,096 | 1/4,096 | 1/2,048 |
設定4 | 1/1,365 | 1/1,365 | 1/682.5 |
設定5 | 1/1,365 | 1/1,365 | 1/682.5 |
設定6 | 1/693 | 1/693 | 1/346.5 |
いかがでしょうか。
設定4と設定6でも約倍の差があるのがお分かりいただけると思います。
正直、本当に設定6はこの謎当たりの数が別格です!
設定4では、1日打っても1.2回あれば良い方なものの、設定6では最低1.2回、多い場合には5回以上の謎当たりがある場合もあります。
序盤に複数回の謎当たりがあった場合には一番上の設定6を意識しても良いでしょう。
AT継続率振り分け
みなさんこの項目は確認されていますか?
ATの継続率の振り分けは意外と目を向けている方が少ない印象にあります。
思っている以上に大きな設定差がありますので確認していきましょう。
下記の表が設定毎のモードA~D滞在時の継続率振り分けです。
ループ率 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
25%ループ | 90.36% | 85.96% | 77.90% | |||
33%ループ | 91.18% | 89.06% | 82.29% | |||
50%ループ | 5.00% | 7.69% | 6.25% | 11.11% | 8.33% | 14.29% |
66%ループ | 2.78% | 1.56% | 3.13% | 2.34% | 6.25% | 6.25% |
80%ループ | 1.04% | 0.39% | 1.56% | 0.59% | 3.13% | 1.56% |
奇数かつ高設定ほど継続率が優遇されています。
ここで見ていただきたいのが66%ループ、80%ループの振り分けです。
50%ループの振り分けでは、設定4と設定6でそこまで差がないものの、66%ループと80%ループの振り分けはそれぞれ3倍近い差があるのがお分かりいただけると思います。
偶数高設定でどちらか判別がつかない場合に非常に重要な項目となっています。
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高確中の巻物からのBC当選確率
高確限定ではありますが巻物からのBC当選確率に設定差があります。
下記の表が高確中の巻物からのBC当選確率です。
設定 | 巻物からのBC当選確率 |
設定1 | 40.0% |
設定2 | 40.0% |
設定3 | 40.0% |
設定4 | 40.0% |
設定5 | 40.0% |
設定6 | 47.6% |
設定1~5までは一律40.0%となっており、設定6だけ頭1つ飛び出て47.6%となっています。
設定4や設定5が一番上の設定のホールでは数える意味はありませんが、設定6を見極めるためには必ず数えておいた方が良い項目です。
チャンス目からのモード昇格率
この項目は、上級者でもなかなか正確な判断が難しい部分でもありますが、設定毎に大きな設定差が設けられていますので、できるだけ注意してみるようにしてみましょう。
下記の表が設定毎のチャンス目からのモード昇格率です。
設定 | モード昇格率 |
設定1 | 33.33% |
設定2 | 34.48% |
設定3 | 35.71% |
設定4 | 40.00% |
設定5 | 43.48% |
設定6 | 50.00% |
基本的にどのモード滞在時でも昇格率はほぼ変わりません。
設定1では約3回に1回、設定6では2回に1回の確率でモードが昇格します。
また、設定6のモード昇格率50%の中には、1段階飛ばしのモード昇格確率も含まれています。
この項目は、実際になかなか目に見える項目ではなく、判断が難しい部分でもあります。
しかし、確実にその昇格状態を見抜けるタイミングがあります。
それは、朧BC終了画面で半月が出現した場合です。
朧BCの終了画面で半月が出現した場合、次回のモードC以上が確定します。
その半月出現後は、ほぼモードCの状態がほとんどですので、その半月が出現した次のBCまでにチャンス目を2,3回引き、それでもATに繋がらなかった場合、引いた2,3度のチャンス目はすべてモードが昇格していなかったということが確認できます。
設定6の場合、50%でモードが昇格しますので、半月出現後、チャンス目を3度引いてもATに繋がらなかった場合などは赤信号です。
モードは、レア役からの状態移行などでもある程度の判断はできますので、慣れてきた方はこの項目にも注意して打ってみましょう。
詳しい状態移行につきましては「【バジリスク絆】状態移行抽選について」こちらの記事をご覧ください。
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AT当選確率(モード、状態別)
ここのメインは奇遇の判別です。
BCの当選色比率などでもある程度判断はできますが、こちらも奇遇で大きな差がありますので確認していきましょう。
モードA滞在時 | |||
設定 | 通常(低確) | 高確 | 超高確 |
設定1 | 1.04% | 6.25% | 8.33% |
設定2 | 2.50% | 10.00% | 12.50% |
設定3 | 1.39% | 8.33% | 10.00% |
設定4 | 3.13% | 12.50% | 15.00% |
設定5 | 1.39% | 8.33% | 10.00% |
設定6 | 4.17% | 13.33% | 16.67% |
モードB滞在時 | |||
設定 | 通常(低確) | 高確 | 超高確 |
設定1 | 2.08% | 12.50% | 16.67% |
設定2 | 5.00% | 22.22% | 28.57% |
設定3 | 2.78% | 16.67% | 20.00% |
設定4 | 6.25% | 25.00% | 30.00% |
設定5 | 2.78% | 16.67% | 20.00% |
設定6 | 8.33% | 26.67% | 33.33% |
モードC滞在時 | |||
設定 | 通常(低確) | 高確 | 超高確 |
設定1 | 4.17% | 33.33% | 40.00% |
設定2 | 10.00% | 44.45% | 57.14% |
設定3 | 5.55% | 33.33% | 40.00% |
設定4 | 12.50% | 50.00% | 60.00% |
設定5 | 5.55% | 33.33% | 40.00% |
設定6 | 16.67% | 53.33% | 66.67% |
上記の表を見れば奇遇でかなり差があることがご理解いただけるかと思います。
偶数はAT当選率が優遇されており、モードBでも高確以上でのBC当選だとAT当選も1/4程度で期待が持てます。
設定4、設定6だとモードCだと高確以上の当選だと50%以上でATに当選しますのでここにも目を向けておきましょう。
朧BCで半月出現後、高確以上のBC当選でATを2.3連続でスルーするような状況だと設定6は赤信号ですね。
BC当選同色確率
下記が各設定毎の同色の確率となっています。
設定 | 同色 |
設定1 | 10% |
設定2 | 11% |
設定3 | 12% |
設定4 | 13% |
設定5 | 14% |
設定6 | 15% |
上記は昇格なし、同色確定分は省いた数値となっています。
同色確定パターンは下記のパターンです。
- 通常時の弱チェリーでのBC当選
- 通常時の共通ベルでのBC当選
- 通常時の低確、高確での謎当たり
- AT中の瞳術揃いからのBC当選
- AT中の絆高確対象外時の弱チェリーでのBC当選
- AT中の絆高確対象外時の共通ベルでのBC当選
- AT中のリプレイからのBC当選
- AT中の高確状態でのBC当選
また、設定6を看破する場合の同色の比率は、1/4を目安に見ておきましょう。
設定6を終日回した場合には、最低でも4回に1回は同色となっているパターンが多いです。
ただし、この比率は昇格や同色確定パターンでのBC当選の確率も含めたものになりますので数値を誤らずに確認しておきましょう。
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弱チェリー確率
弱チェリーに設定差があることはご存知ですよね。
下記の表が設定毎の弱チェリー確率です。
設定 | 弱チェリー確率 |
設定1 | 1/44.4 |
設定2 | 1/44.3 |
設定3 | 1/42.4 |
設定4 | 1/41.4 |
設定5 | 1/40.5 |
設定6 | 1/39.7 |
弱チェリー確率には段階的な設定差が設けられています。
そこまで大きな差ではないのでぶれやすいですが、終日打てばある程度は収束してきますので、参考程度に必ずカウントするようにしておきましょう。
弱チェリーをカウントする際にはユニメモを活用しましょう。
BC中など自分で数えるとゲーム数カウンターなどとゲーム数のずれが生じますのでユニメモを活用して正確な数値を確認していきましょう。
設定6を狙う場合には、3000~4000G回して1/35など大きく高設定側にぶれた場合のみプラス要素と考えましょう。
設定6確定後に半日回しても1/50を超える場合も多々確認していますのであまり気にし過ぎる必要はないと思います。
AT非当選時のBC入賞時LED色
BC当選時、図柄を揃える際に筐体上部のLEDが光ります。
AT非当選のBCを揃えた時のLED色にも大きな設定差が設けられていることをご存じでしたか?
下記の表が設定毎の振り分けになります。
LED色 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
白 | 37.3% | 37.3% | 37.3% | 36.5% | 36.5% | 36.5% |
青 | 31.3% | 31.3% | 31.3% | 31.3% | 31.3% | 31.3% |
黄 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
緑 | 6.2% | 6.2% | 6.2% | 6.2% | 6.2% | 6.2% |
赤 | 0.2% | 0.2% | 0.2% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
設定1~3ではAT非当選時のLED赤の振り分けは0.2%、設定4~6では1.0%となっています。
BC入賞時にLED赤発光でAT非当選の場合は、設定4~6の可能性が非常に高まります。
その差は5倍ということで必ず確認しておきたい項目です。
また、LED赤発光時のBC中に瞳術揃いや子役でAT当選してしまった場合分からなくなりますが、元々ATに当選していれば最低2セット出てきますので、1セットで終了した場合には、元々BC当選時にはAT非当選だったことが確定しますので、その場合にも赤LED発光のハズレは有効となります。
天井狙いやモード狙いなどでもかなりの数の稼働をしてきていますが、やはり低設定域でLED赤発光してAT非当選というのはほぼ見ることはありません。
低設定域の場合、AT非当選の通常BCの500回に1回という確率ですので、1日に2度見ることができればほぼ設定4以上を確信してもよいでしょう。
しかし、設定6を見抜く場合には正直そこまで必要のない項目です。設定6は他の項目が非常にずば抜けていますからね。
まとめ:【バジリスク絆】設定6を見極めるために見るべき項目!
どうでしたでしょうか?
通常の設定判別とは少々違う切り口からご紹介しました。
とは言え、見る項目はほぼ一緒ですべての項目を確認しながら全体的に見ていくというところは変わりません。
特に設定6は設定4と比べて全体的に別格です。一つ二つの項目にとらわれず、しっかりと設定6を見抜いていきましょう。
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